JavaScript言語でできた画像用アノテーションツールで、わずか数行のスクリプトコードの記述でWebページの画像に描画、コメント、ラベルを追加することができます。オープンソースなので誰でも無料でダウンロードして利用可能です。
豊富なJavaScriptAPIを備えているので独自のアノテーションアプリを構築できるだけでなく、既存ソフトにも統合可能です。またクライアントのみのJavaScriptなので、サーバーの依存関係なしでブラウザだけで動作できます。
ウェブアノテーションに関するW3C standardにもとづいて開発されているので、フレキシブル、拡張性、相互運用性にすぐれ、フルカスタマイズが可能です。CSSを利用することでルック&フィールを変更でき、独自formattersでルールベースのアノテーションスタイルを書いたり、独自プラグインやエディター拡張機能を構築したりすることもできます。
自動化ツールを利用して内製しても、人手が足りない、単調な作業で担当者が疲弊する、精度にバラつきがあるという課題がある場合アノテーション代行サービスを利用するのが効率的です。こちらでは、コスパ・対応力・セキュリティなど、重視するポイント別に幅広いアノテーション対応領域に対応している代行サービスを紹介しています。
Annotoriousを使用することで画像上の長方形やポリゴンを選択してコメントやタグを追加することができます。
【アノテーション方法】
描画モードの切り替えは画像の左上にある長方形とポリゴンのアイコンで行います。画像上のアノテーションをつけたい部分を長方形かポリゴンで囲み、長方形かポリゴンの任意の場所をクリックかタップしたままドラッグすると編集ボックスが表示されます。そこタグや情報を記入すれば新しいアノテーションをつくることができます。
公式サイトで確認することができませんでした。
Annotorious のコミュニティであるGitterのAnnotoriousチャット(https://gitter.im/recogito/annotorious)に参加することでAnnotoriousについての質問、機能に対するリクエスト、フィードバックをすることができます。
参照元:Annotorious BSD 3-条項(https://github.com/annotorious/annotorious/blob/main/LICENSE)
無料のオープンソースのクラウドソーシングプラットフォームで人類の過去に関する膨大なオンラインデータ収集をサポートするサイト(考古学、歴史、遺産など)
参照元:GitHubのrecogito(アノテーションフレームワークのホーム)のannotorious サイト( https://recogito.github.io/annotorious/)
ウェールズ政府の運営する住民に医療を提供する公衆衛生提供サービスサイト
参照元:GitHubのrecogito(アノテーションフレームワークのホーム)のannotorious サイト( https://recogito.github.io/annotorious/)
メトロポリタンニューヨークライブラリーカウンシルがサポートするオープンソースのデジタルコレクションソフトウェアサイト
参照元:GitHubのrecogito(アノテーションフレームワークのホーム)のannotorious サイト( https://recogito.github.io/annotorious/)
GitHub(ギットハブ)はソフトウェア開発者用のプラットフォームで、保守・運用を行っているのはアメリカ、カリフォルニア州サンフランシスコに拠点があるGitHub, Inc.で、2018年よりマイクロソフト傘下となっています。GitHubアカウントにはオープンソース用の無料アカウントと商用プランがあります。
ソースコートをGitHub上にホスティングすることで、さまざまな開発者ともにコードレビューをしたり、プロジェクト管理をしたりしながらソフトウェア開発を行うことができます。ソースコードやプロジェクトは管理ツールGitによってバージョン管理されています。
運営会社名 | GitHub, Inc. |
---|---|
所在地 | 88 Colin P Kelly Jr Street San Francisco, CA 94107 United States |
事業内容 | GitHubの運用・管理 |
設立年または創業年 | 2008年 |
問合せ・連絡先 | http://brat.nlplab.org/contact.html |
営業時間(問合せ対応時間) | 記載なし |
公式サイトURL | https://github.com/ |
画像・動画・言語・音声などの作業領域が適応している代行サービスなら、
一通りのアノテーションは対応してくれますが、
より効率的に作業をすすめたいのであれば、
状況に応じた重視するポイントを把握しておくとよいでしょう。
例えば、限られたAI開発予算のなかで大量のデータ処理が必要な場合は、コスパを重視して選ぶべきですし、
多種多様な言語や医療などの専門知識が必要なデータを処理する場合は、特殊な案件であっても代行可能な対応力を重視して選ぶべきです。
また、秘匿性の高い自社データを扱う場合は、信頼できる直接契約のアノテーターへ依頼ができるなどのセキュリティを重視する必要があるでしょう。
ここでは、画像・動画・言語・音声など、幅広い作業領域に対応できる代行サービスの中から、3つの重視するポイントに合ったサービスをご紹介します。
コストパフォーマンスを
重視するなら
品質の管理 | |
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アノテーター 教育の有無 |
〇 |
責任者による 品質チェック |
〇 |
クラウドに対応
専門アノテーターによる
対応力を重視するなら
品質の管理 | |
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アノテーター 教育の有無 |
― |
責任者による 品質チェック |
〇 |
リモート/オンプレミスに対応
セキュリティの高さを
重視するなら
品質の管理 | |
---|---|
アノテーター 教育の有無 |
〇 |
責任者による 品質チェック |
〇 |
クラウド/オンサイトに対応
※選定条件
2023年10月6日調査時点において、「アノテーション サービス」でGoogle検索の表示上限までにでてきた39社の中で、
画像/動画/テキストといった幅広い領域のアノテーションに対応している企業の中から、以下の条件で3社をピックアップしています。
①FastLabel:公式HPに掲載されている料金が最も安いサービス(企業)(画像アノテーション2円(税不明)~)
②アッペンジャパン:公式HPに幅広い言語や専門分野に対応できるアノテータリソースの記述がある(企業)
③ヒューマンサイエンス:セキュリティに関する対策項目が最も多かったサービス(企業)