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LabelMe

アノテーションツール「LabelMe」の3つの強み

操作しやすいユーザーインタフェース

LabelMeはマサチューセッツ工科大学(MIT)によって開発された画像アノテーションツールでオープンソースなので誰でも無料で利用可能です。プログラミング言語Pythonで開発され、グラフィカルインターフェイスにGUIツールキットQt(キュート)を使用。マウスで直感的に操作でき、矩形、polygon、円などの図形で簡単にアノテーション作業ができます。

インスタンスセグメンテーションができる

LabelMeではセマンティックセグメンテーションとインスタンスセグメンテーションによるアノテーションが可能です。セマンティックセグメンテーションはピクセルレベルでの領域抽出ができますが同じ物体の境界(人間集合など)を判別できません。インスタンスセグメンテーションでは個体ごとの位置検出ができるので人間一人ひとりといった個々の物体に対する境界判別ができます。

ローカルのWebブラウザ上で使用可能

labelmeはローカルのWebブラウザ上で使用できるので、企業が保持する機密データに対するアノテーションでも社内で安心して作業ができます。

自動化ツールを利用して内製しても、人手が足りない、単調な作業で担当者が疲弊する、精度にバラつきがあるという課題がある場合アノテーション代行サービスを利用するのが効率的です。こちらでは、コスパ・対応力・セキュリティなど、重視するポイント別に幅広いアノテーション対応領域に対応している代行サービスを紹介しています。

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「LabelMe 」でできること・おもな機能

labelmeは画像に対してセマンティックセグメンテーションやインスタンスセグメンテーションなどのアノテーションが簡単にできるツールです。

labelmeの機能

labelmeのアノテーション手順

  1. 左のメニューバーから「open Dir」を選びアノテーション対象の画像ファイルを選ぶ
  2. 「Create Polygons」を選択して画像の左上をクリック
  3. マウスを動かして検出したい物体を囲みクリック
  4. 開かれたウィンドウにラベルや情報を入力
  5. 「Save」をクリックしてアノテーションファイルを保存する(保存ファイルはjson形式)

LabelMeの操作画面

公式サイトに記載がありませんでした。

LabelMeのサービス紹介動画

公式サイトに記載がありませんでした。

サポート体制

公式サイトに記載はありませんでした。

価格

LabelmeはGNU GeneralPublicLicense(フリーソフトウェアライセンス)で公開されている無料ソフトウェアで、利用者はソフトウェアを変更、再配布することができます。
※参照元:GitHub公式サイト(https://github.com/labelmeai/labelme/blob/main/LICENSE

サービス導入実績/導入事例

公式サイトに記載はありませんでした。

Labelmeを運営するGitHub,Inc.とは

ソフトウェア開発者用プラットフォームGitHub(ギットハブ)の運用・保守を行っているのはアメリカ、カリフォルニア州サンフランシスコに拠点があるGitHub, Inc.で2018年よりマイクロソフト傘下となっています。
GitHub上にソースコートをホスティングすることで、さまざまな開発者ともにコードレビューを行ったり、機能追加をしたりしながらソフトウェア開発を行うことができます。ソースコードやプロジェクトのバージョン管理は管理ツールGitによって行われています。GitHubアカウントにはオープンソース用無料アカウントと商用プランがあります。

基本情報

運営会社名 GitHub, Inc.
所在地 88 Colin P Kelly Jr Street San Francisco, CA 94107 United States
事業内容 GitHubの運用・管理
設立年または創業年 2008年
問合せ・連絡先 https://support.github.com/
営業時間(問合せ対応時間) 記載なし
公式サイトURL https://github.com/

重視するポイントで選ぶ
アノテーション代行サービス3選

重視するポイントで選ぶ
作業領域の広い
アノテーション代行サービス
3選

画像・動画・言語・音声などの作業領域が適応している代行サービスなら、 一通りのアノテーションは対応してくれますが、 より効率的に作業をすすめたいのであれば、 状況に応じた重視するポイントを把握しておくとよいでしょう
例えば、限られたAI開発予算のなかで大量のデータ処理が必要な場合は、コスパを重視して選ぶべきですし、 多種多様な言語や医療などの専門知識が必要なデータを処理する場合は、特殊な案件であっても代行可能な対応力を重視して選ぶべきです。
また、秘匿性の高い自社データを扱う場合は、信頼できる直接契約のアノテーターへ依頼ができるなどのセキュリティを重視する必要があるでしょう。
ここでは、画像・動画・言語・音声など、幅広い作業領域に対応できる代行サービスの中から、3つの重視するポイントに合ったサービスをご紹介します。

コストパフォーマンス
重視するなら

FastLabel
(ファストラベル)

ファストラベル公式サイトキャプチャ
引用元:FastLabel公式HP
(https://fastlabel.ai/annotation)
  • データ単位の従量課金制で画像アノテーションが2円(税不明)から利用可能
  • データ品質99.7%の納品実績(2023年10月時点)を実現する独自の品質チェックAIとのダブルチェック体制
品質の管理
アノテーター
教育の有無
責任者による
品質チェック

クラウドに対応

専門アノテーターによる
対応力を重視するなら

アッペンジャパン

アッペンジャパン株式会社公式サイトキャプチャ
引用元:アッペンジャパン公式HP
(https://appen.co.jp/what-we-do/)
  • 全世界にアノテーターが在籍しており、170か国、235言語に対応
  • 医師資格などの専門性の高い資格を持つアノテーターも在籍
品質の管理
アノテーター
教育の有無
責任者による
品質チェック

リモート/オンプレミスに対応

セキュリティの高さ
重視するなら

ヒューマンサイエンス

ヒューマンサイエンス公式サイトキャプチャ
引用元:ヒューマンサイエンス公式HP
(https://www.science.co.jp/annotation/index.html)
  • セキュリティルームの利用や依頼企業に常駐・オンサイトのみの作業も可能
  • クラウドワーカーではなく直接契約したアノテーターへの作業依頼も可能
品質の管理
アノテーター
教育の有無
責任者による
品質チェック

クラウド/オンサイトに対応

※選定条件
2023年10月6日調査時点において、「アノテーション サービス」でGoogle検索の表示上限までにでてきた39社の中で、 画像/動画/テキストといった幅広い領域のアノテーションに対応している企業の中から、以下の条件で3社をピックアップしています。
①FastLabel:公式HPに掲載されている料金が最も安いサービス(企業)(画像アノテーション2円(税不明)~)
②アッペンジャパン:公式HPに幅広い言語や専門分野に対応できるアノテータリソースの記述がある(企業)
③ヒューマンサイエンス:セキュリティに関する対策項目が最も多かったサービス(企業)

AI分野のアノテーションとは
わかりやすく解説