GAUSS Foundation Platform(GFP)はAIインテグレーションに必要な機能を提供するプラットフォームです。AIを活用するための工程である1.データ取得、2.アノテーション、3.学習、4.API発行(デプロイ)5.運用(CI)という各サイクルで必要となるツールを利用するだけでなく、開発サポートも受けることができ、AIの実装・運用の省力化と自動化が実現できます。
取得した大量データを識別、分類し、教師データを作成するアノテーション機能は高精度の学習済みモデルを生成するための重要な工程です。しかしコンピューターを利用した自動化が難しく、人手によるデータの識別や分類をするために大勢のアノテーター(アノテーションを行う人)が必要です。GAUSS Foundation Platformではアノテーション工程を自動化するツールが搭載されているのでアノテーション作業の効率化が期待できます。
アノテーションツールには、これまで提供されていた画像データ識別・分類に加えて映像データの一シーンにラベル付けする動画アノテーション、音声データにラベル付けする音声アノテーション、CSVデータクレンジング機能を追加。今後もアノテーションや機械学習関連機能追加やサービス拡充が予定されています。
自動化ツールを利用して内製しても、人手が足りない、単調な作業で担当者が疲弊する、精度にバラつきがあるという課題がある場合アノテーション代行サービスを利用するのが効率的です。こちらでは、コスパ・対応力・セキュリティなど、重視するポイント別に幅広いアノテーション対応領域に対応している代行サービスを紹介しています。
GAUSS Foundation Platformに搭載されている背景切り抜きエンジンGrapickにより動画や画像から瞬時に被写体だけを切り出すことができます。類似画像検索エンジンは複数画像の中から類似画像だけ検索することができます。
動画アノテーションで作成した教師付きデータでモデル学習することで、店舗や工場で撮影された映像からの連続シーン検出、映画・テレビ・SNS投稿動画・オンデマンドストリーミングからの特定シーン検出をすることができます。
音声アノテーションで作成した教師付きデータでモデル学習することで、会議や通話などの音声から特定の単語や感情の抽出などをすることができます。
GAUSS Foundation Platform 上でセルデータのクレンジングやフィルタリングができ、円グラフ作成、最大・最小・平均値確認といったデータの可視化も行うことができます。
公式サイトで確認することができませんでした。
公式サイトで確認することができませんでした。
レディスファッションブランドANAPではGAUSSの開発した類似商品画像から自動で適切なタグを抽出し付与するサービス(ATS:Auto Tagging System)を利用してファッション系ECサイト運営会社に提供。タグ付けの作業時間を大幅に短縮できるようになっています。
参照元:GAUSS Foundation Platform公式サイト( https://gauss-ai.jp/service/gfp/)
西川コミュニケーションズでは、GAUSS Foundation Platformを使って靴の画像から自動で文章を生成するAIを自社開発。専用アノテーションツールで靴の商品画像に対してカテゴリーや商品説明文を登録しています。
参照元:GAUSS Foundation Platform公式サイト( https://gauss-ai.jp/service/gfp/)
AIを活用して社会に新しい価値を提供していくことを目指すGAUSS(ガウス)では企業の課題に合わせた独自AI開発を行えるAIプラットフォームサービス「GAUSS Foundation Platform(GFP)」を提供しています。GFP を利用することでAI、機械学習開発、導入、運用プロセスを一元管理でき、AIのスキルがなくても効率的にAI開発を行うことが可能となります。
運営会社名 | 株式会社GAUSS |
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所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1-19-9 第一暁ビル9F |
事業内容 | AIパッケージ共同開発、コンサルティング、公営競技予想AI |
設立年または創業年 | 2017年 |
問合せ・連絡先 | 03-6276-1976 |
営業時間(問合せ対応時間) | 記載なし |
公式サイトURL | https://gauss-ai.jp/ |
画像・動画・言語・音声などの作業領域が適応している代行サービスなら、
一通りのアノテーションは対応してくれますが、
より効率的に作業をすすめたいのであれば、
状況に応じた重視するポイントを把握しておくとよいでしょう。
例えば、限られたAI開発予算のなかで大量のデータ処理が必要な場合は、コスパを重視して選ぶべきですし、
多種多様な言語や医療などの専門知識が必要なデータを処理する場合は、特殊な案件であっても代行可能な対応力を重視して選ぶべきです。
また、秘匿性の高い自社データを扱う場合は、信頼できる直接契約のアノテーターへ依頼ができるなどのセキュリティを重視する必要があるでしょう。
ここでは、画像・動画・言語・音声など、幅広い作業領域に対応できる代行サービスの中から、3つの重視するポイントに合ったサービスをご紹介します。
コストパフォーマンスを
重視するなら
品質の管理 | |
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アノテーター 教育の有無 |
〇 |
責任者による 品質チェック |
〇 |
クラウドに対応
専門アノテーターによる
対応力を重視するなら
品質の管理 | |
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アノテーター 教育の有無 |
― |
責任者による 品質チェック |
〇 |
リモート/オンプレミスに対応
セキュリティの高さを
重視するなら
品質の管理 | |
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アノテーター 教育の有無 |
〇 |
責任者による 品質チェック |
〇 |
クラウド/オンサイトに対応
※選定条件
2023年10月6日調査時点において、「アノテーション サービス」でGoogle検索の表示上限までにでてきた39社の中で、
画像/動画/テキストといった幅広い領域のアノテーションに対応している企業の中から、以下の条件で3社をピックアップしています。
①FastLabel:公式HPに掲載されている料金が最も安いサービス(企業)(画像アノテーション2円(税不明)~)
②アッペンジャパン:公式HPに幅広い言語や専門分野に対応できるアノテータリソースの記述がある(企業)
③ヒューマンサイエンス:セキュリティに関する対策項目が最も多かったサービス(企業)