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VGG Image Annotator (VIA)

アノテーションツール「VGG Image Annotator (VIA)」の4つの強み

Webブラウザで簡単にアノテーションができる

VGG Image Annotator (VIA)は画像、音声、映像のラベル付けが簡単にできるスタンドアロンのアノテーションツールで、オックスフォード大学工学部研究室のVGG(Visual Geometry Group)で開発されました。オープンソースなので誰でも無料で利用でき、ツールのためのインストールや環境設定は不要、ダウンロードしてローカルのWebブラウザで、すぐ使うことができます。

フェイストラックアノテーション機能も搭載

VGG Image Annotator (VIA)は画像、映像だけでなく音声にも使えるアノテーションツールです。画像中に顔が検出されると自動的にトラッキングを開始してアノテーションをするフェイストラックアノテーション機能も搭載されています。

複雑な形の物体検出ができる

アノテーションに時間がかかる複雑な形の領域抽出もポリゴンとポリラインを利用して簡単に行うことができます。

アノテーションデータをjsonで出力できる

アノテーションデータは機械学習アルゴリズムで利用されることが多いjson(JavaScript Object Notation)とCSV形式で出力できます。そのためデータセットの作成後にフォーマット変換をする必要がありません。

自動化ツールを利用して内製しても、人手が足りない、単調な作業で担当者が疲弊する、精度にバラつきがあるという課題がある場合アノテーション代行サービスを利用するのが効率的です。こちらでは、コスパ・対応力・セキュリティなど、重視するポイント別に幅広いアノテーション対応領域に対応している代行サービスを紹介しています。

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「VGG Image Annotator (VIA) 」でできること・おもな機能

VGG Image Annotator (VIA)は画像、動画、音声データのアノテーションを簡単に行えるアノテーションツールです。

VIAの機能

VGG Image Annotator (VIA)のアノテーション手順(レクタングル選択の例)

  1. アノテーションしたい画像をディレクトリに用意
  2. 画面左側のバーの「Add Files」をクリックしてディレクトリから画像をインポート
  3. 画面左側に並んだ画像の中からアノテーション対象画像をクリック
  4. 左側のセレクターパネルのRegion Shape」から一番左の長方形を選ぶ
  5. 検出したい画像の任意の点をクリックしドラッグ&リリースで領域を囲む
  6. セレクターパネルの「Attributes」にラベル名や属性を入力し「+」をクリック
  7. 上部の「Annotario」をクリックして出力形式を選びアノテーションデータを出力

VGG Image Annotator (VIA)の操作画面

VGG Image Annotator (VIA)の操作画面
引用元:オックスフォード大学工学部 VGG公式サイト
(https://www.robots.ox.ac.uk/~vgg/software/via/docs/face_track_annotation.html)

VGG Image Annotator (VIA)のサービス紹介動画

※公式サイトで確認できませんでした。

サポート体制

※公式サイトで確認できませんでした。

価格

VGG Image Annotator (VIA)はオープンソースなので誰もが無料で利用できます。BSD(Berkeley Software Distribution License )2条項ライセンスの下でリリースされているので、非営利、商用を問わず利用でき、改変、複製、再頒布が可能です。

参照元:VGG BSD 2-条項(https://gitlab.com/vgg/via/blob/master/LICENSE

サービス導入実績/導入事例

※公式サイトで確認できませんでした。

VGG Image Annotator (VIA)を提供するオックスフォード大学VGG(Visual Geometry Group)とは

VGGとはオックスフォード大学工学部のディープラーニングの研究室です。2010年~2017年に行われたILSVRC(ImageNet Large Scale Visual Recognition Challenge)という大規模画像認識の分類精度を競うコンペティションで入賞したオックスフォード大学工学部のチームが開発したニューラルネットワークの名前が、そのままチーム名になったものです。

参照元:オックスフォード大学工学部 VGG公式サイト( https://www.robots.ox.ac.uk/~vgg/

参照元:コーネル大学公式サイト VGG論文【PDF】(https://arxiv.org/pdf/1409.1556.pdf

基本情報

提供者名 オックスフォード大学工学部 VGG(Visual Geometry Group)
所在地 25 Banbury Rd, Oxford OX2 6NN,England
事業内容 教育機関
設立年 1985年
問合せ・連絡先 +44 (0) 1865 273000
公式サイトURL https://www.robots.ox.ac.uk/

重視するポイントで選ぶ
アノテーション代行サービス3選

重視するポイントで選ぶ
作業領域の広い
アノテーション代行サービス
3選

画像・動画・言語・音声などの作業領域が適応している代行サービスなら、 一通りのアノテーションは対応してくれますが、 より効率的に作業をすすめたいのであれば、 状況に応じた重視するポイントを把握しておくとよいでしょう
例えば、限られたAI開発予算のなかで大量のデータ処理が必要な場合は、コスパを重視して選ぶべきですし、 多種多様な言語や医療などの専門知識が必要なデータを処理する場合は、特殊な案件であっても代行可能な対応力を重視して選ぶべきです。
また、秘匿性の高い自社データを扱う場合は、信頼できる直接契約のアノテーターへ依頼ができるなどのセキュリティを重視する必要があるでしょう。
ここでは、画像・動画・言語・音声など、幅広い作業領域に対応できる代行サービスの中から、3つの重視するポイントに合ったサービスをご紹介します。

コストパフォーマンス
重視するなら

FastLabel
(ファストラベル)

ファストラベル公式サイトキャプチャ
引用元:FastLabel公式HP
(https://fastlabel.ai/annotation)
  • データ単位の従量課金制で画像アノテーションが2円(税不明)から利用可能
  • データ品質99.7%の納品実績(2023年10月時点)を実現する独自の品質チェックAIとのダブルチェック体制
品質の管理
アノテーター
教育の有無
責任者による
品質チェック

クラウドに対応

専門アノテーターによる
対応力を重視するなら

アッペンジャパン

アッペンジャパン株式会社公式サイトキャプチャ
引用元:アッペンジャパン公式HP
(https://appen.co.jp/what-we-do/)
  • 全世界にアノテーターが在籍しており、170か国、235言語に対応
  • 医師資格などの専門性の高い資格を持つアノテーターも在籍
品質の管理
アノテーター
教育の有無
責任者による
品質チェック

リモート/オンプレミスに対応

セキュリティの高さ
重視するなら

ヒューマンサイエンス

ヒューマンサイエンス公式サイトキャプチャ
引用元:ヒューマンサイエンス公式HP
(https://www.science.co.jp/annotation/index.html)
  • セキュリティルームの利用や依頼企業に常駐・オンサイトのみの作業も可能
  • クラウドワーカーではなく直接契約したアノテーターへの作業依頼も可能
品質の管理
アノテーター
教育の有無
責任者による
品質チェック

クラウド/オンサイトに対応

※選定条件
2023年10月6日調査時点において、「アノテーション サービス」でGoogle検索の表示上限までにでてきた39社の中で、 画像/動画/テキストといった幅広い領域のアノテーションに対応している企業の中から、以下の条件で3社をピックアップしています。
①FastLabel:公式HPに掲載されている料金が最も安いサービス(企業)(画像アノテーション2円(税不明)~)
②アッペンジャパン:公式HPに幅広い言語や専門分野に対応できるアノテータリソースの記述がある(企業)
③ヒューマンサイエンス:セキュリティに関する対策項目が最も多かったサービス(企業)

AI分野のアノテーションとは
わかりやすく解説