Appen AI Data Annotation Platformの構成要素はアノテーションツールセット、アノテーションエンジン、プロジェクト管理、リソース管理です。社内や外部委託業者(BPO)のチームに対して役割や機能を調整することでアノテーターやバリデーターの負担を低減し高い生産性を実現できます。またAppen AI Data Annotation Platformの導入により短期間でデータアノテーションのプロジェクトを立ち上げることが可能となります。
様々なデータタイプやユースケースを改善し強化できるデータアノテーション生産性向上ツールが搭載されています(固有表現抽出(NER)、音声分割・転写、ピクセルレベルのセマンティック分割、オブジェクトトラッキング、OCR、コンテンツ関連性テンプレートなど)。ユーザーインタフェースも使いやすいです。
中央データセンターから並列パイプラインにデータをディスパッチしデータセンターにバージョン管理付きのアノテーション結果を戻すというAppen AI Data Annotation Platformのワークフローは毎秒30,000クエリの処理能力があります。オートスケーリングにも対応しているので大規模データアノテーション・プロジェクトにも対応可能です。
自動化ツールを利用して内製しても、人手が足りない、単調な作業で担当者が疲弊する、精度にバラつきがあるという課題がある場合アノテーション代行サービスを利用するのが効率的です。こちらでは、コスパ・対応力・セキュリティなど、重視するポイント別に幅広いアノテーション対応領域に対応している代行サービスを紹介しています。
境界ボックスや音声セグメンテーションのアノテーションをサポート。さらに固有表現抽出(NER:Named Entity Recognition)や部分的発話ラベリングを含む文章ラベリングにも対応。アノテーション担当者の作業スピードと精度を向上させるため機械学習支援機能(MLA)も内蔵されています。
画像、映像、音声、文章、点群(ポイントクラウド)
機関学習モデルを活用してデータアノテーションやデータ収集を実行。トレーニングデータ準備を通して品質、生産性、デリバリーの自動化と改善ができます。
ワークフローの活用で、マルチステップのデータアノテーションやプロジェクトが容易に構築でき自動化できます。自動化されたデータルーティングで効率化、待機時間削減が可能となります。
大企業向けにエンタープライズ分析、シングルサインオン、セキュアなデータアクセス、品質管理などのエンタープライズソリューションとAppenオンプレミス、Appenプライベートクラウドのデプロイメントオプションを用意。企業のビジネス要件を堅牢にサポートします。
※公式サイトで確認できませんでした
※公式サイトで確認できませんでした
※公式サイトで確認できませんでした
米国では膨れ上がる医療費を削減するためにAppenのアノテーションデータとAIを活用しています。医療、自然言語処理のための固有表現を抽出して医療供給者と患者の相互作用を分析するアルゴリズムをトレーニングするアノテーション付きトレーニングデータを作成。AIを利用することで患者の疾患の進行、理論的根拠、ライフスタイル、治療選択などの情報が明確になり、医師や看護師などの医療従事者が迅速に質の高いケアを患者に提供できるようになり、誤診や患者の待ち時間も減らすことができました。
参照元:【PDF】日経XTECH EXPO( https://active.nikkeibp.co.jp/expo/xtech/atcl/wp/00004/19_7355_0.pdf)
世界170か国以上、235を超える言語・方言に対応可能な100万人以上の熟練クラウドワーカーを擁し、業界をリードするAI支援データアノテーションプラットフォームを展開するアッペンは1996年にオーストラリアで設立され、その後アメリカ、イギリス、韓国、日本、フィリピン、中国に拠点を広げ世界各地でサービスを提供しています。
これまでのデータソーシング、データアノテーション、モデル評価の経験から世界中の企業での人工知能システム立ち上げをサポート。またデータアノテーションプラットフォームによってAI学習に欠かせない画像、音声、映像、文章、発話などのデータを収集・アノテートし、世界中の自動車、金融、小売、医療メーカーなどの企業や政府に提供しています。
運営会社名 | アッペンジャパン株式会社 |
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所在地 | 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 9F |
事業内容 | AI向けアノテーションデータの提供、アノテーションサービスの実施 |
設立年または創業年 | 1996年 |
問合せ・連絡先 | https://appen.co.jp/contact/ |
営業時間(問合せ対応時間) | 記載なし |
公式サイトURL | https://appen.co.jp/ |
画像・動画・言語・音声などの作業領域が適応している代行サービスなら、
一通りのアノテーションは対応してくれますが、
より効率的に作業をすすめたいのであれば、
状況に応じた重視するポイントを把握しておくとよいでしょう。
例えば、限られたAI開発予算のなかで大量のデータ処理が必要な場合は、コスパを重視して選ぶべきですし、
多種多様な言語や医療などの専門知識が必要なデータを処理する場合は、特殊な案件であっても代行可能な対応力を重視して選ぶべきです。
また、秘匿性の高い自社データを扱う場合は、信頼できる直接契約のアノテーターへ依頼ができるなどのセキュリティを重視する必要があるでしょう。
ここでは、画像・動画・言語・音声など、幅広い作業領域に対応できる代行サービスの中から、3つの重視するポイントに合ったサービスをご紹介します。
コストパフォーマンスを
重視するなら
品質の管理 | |
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アノテーター 教育の有無 |
〇 |
責任者による 品質チェック |
〇 |
クラウドに対応
専門アノテーターによる
対応力を重視するなら
品質の管理 | |
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アノテーター 教育の有無 |
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責任者による 品質チェック |
〇 |
リモート/オンプレミスに対応
セキュリティの高さを
重視するなら
品質の管理 | |
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アノテーター 教育の有無 |
〇 |
責任者による 品質チェック |
〇 |
クラウド/オンサイトに対応
※選定条件
2023年10月6日調査時点において、「アノテーション サービス」でGoogle検索の表示上限までにでてきた39社の中で、
画像/動画/テキストといった幅広い領域のアノテーションに対応している企業の中から、以下の条件で3社をピックアップしています。
①FastLabel:公式HPに掲載されている料金が最も安いサービス(企業)(画像アノテーション2円(税不明)~)
②アッペンジャパン:公式HPに幅広い言語や専門分野に対応できるアノテータリソースの記述がある(企業)
③ヒューマンサイエンス:セキュリティに関する対策項目が最も多かったサービス(企業)